SNSでCBDの情報をとっている方々なら、CBDバスボムという商品があるのはご存知ではないでしょうか。
CBDバスボムとは、以前急激な人気が出たせいで、各ブランドで売り切れが相次いだCBD含有の入浴剤のことです。
ですが、どうしてそこまで異常な人気を博したのでしょうか?
それは、モデル・タレントのローラさんが、自身のナイトルーティンを公開したyoutube動画がきっかけでした。
CBDやその関連商品を使用したことがない方がまだ日本では大半の中、1つのプロダクトがここまで注目を集めたことは興味深いですね。
日本人は必要以上に、CBDや麻文化への抵抗を示していると感じます。
ハーフ系のインフルエンサーの方々によるPRが、『海外トレンディ』なカッコよさを演出して、そのハードシングスを超えられるのではないかな?と思い、今後のCBD普及のキーになるのではないかと個人的には感じています!
しかし、その影響もあってCBDバスボム(入浴剤)を購入した方々からは、
- 『購入したCBDバスボム(入浴剤)の効果がない、効かないんだけど…』
- 『私が買ったCBDバスボムが効かない理由と対策は?』
- 『そもそもCBDバスボムには、どんな効果を期待するべきなの?』
といった声も聞こえており、その効果をあまり実感出来ていない方も多い様です。
結論としまして、CBDバスボム(入浴剤)にハイになる効果を求めているのなら、それは得られません。
また幾つかご紹介する対策を試すことで、今以上にCBDバスボムの効果を最大化させることは可能です。
- ローラから学ぶ!CBDバスボム(入浴剤)に求めたい効果
- 購入したCBDバスボムの効果がない理由
- CBDバスボムの効果を最大化させる方法
この記事で紹介する正しい効果の出る使い方を実践すれば、CBDバスボム(入浴剤)の効果が高まる可能性が高いです。
CBDバスボムに限らず、今後益々CBD商品のインフルエンサー広告が増えていくでしょう。
そしてそれは、今までCBDに全く馴染みのなかった新規ユーザーが増えることとイコールです。
当然初めてのCBD体験が、効果実感が薄く、満足できないものでしたら、そのお客さんは他のCBD商品すらリピートしなくなってしまうでしょう。
たったCBDバスボムの使い方1つですが、それだけ初めてのCBD体験には重大な責任があるのです。
せっかく通常より高価なCBDバスボムを購入して下さったのですから、正しい使い方をして、少しでもCBDの魅力に気づいて頂ければ幸いです。
CBDバスボムって、本来どんな効果が期待できるの?
まず『CBDバスボム(入浴剤)に効果がない』という話に入る前に、そもそものCBDバスボムに期待できる効果や、商品概要などについて理解をしておきましょう。
CBDバスボムとは何か?
まず大前提バスボムとは、球体をした入浴剤のことです。
普通の商品には重曹やクエン酸がメイン材料として含有されていて、
- 体を温めたい
- 肌の保湿や、美肌キープをしたい
- 疲労回復したい
などの目的を持って使用されることが多い商品です。
クエン酸では血行促進を補ったり、肌を清潔に保つことができ、重曹が皮脂汚れを落とすことで、美肌のキープにも寄与します。
そして、そんなバスボムにCBD成分を加えた商品が、CBDバスボムです。
バスボムの効果に、CBDの効果がプラスされたアイテムという感じだね!
そもそもCBDバスボム(入浴剤)自体にハイになる効果はない
CBDバスボムにおける精神作用の観点についてですが、大前提として、CBDバスボムを使用したからと言って、ハイになってしまうという事実はありません。
実は、ハイ(=向精神作用の影響で陶酔状態に陥ること)になってしまうのは、CBDの効果ではなく、同じカンナビノイドの1種であるTHCという成分に原因があります。
しかしTHCは、大麻取締法によって日本では規制されています。
また、海外からCBD原料を輸入する際、THCが混ざっていないか厳重なチェックを受けます。
つまり国内で販売できているCBDバスボム(入浴剤)は、その審査を突破していることになるので、THCが入ってはおらず、それ故にハイになることはないのです。
しっかりとしたルートであれば、そもそも輸入したCBDにTHCが含まれていないんだ。つまりTHC入りのCBDバスボムが製造されることもないってこと!
THCってそんなに危ないの??
うーんとね、国内禁止されているけど。。
実際にはCBDと同時摂取することで、お互いの薬理効果を高めるともされる、大事な成分なんだ。
実はCBDとTHC(などのカンナビノイド類)を一緒に摂取することで、アントラージュ効果という現象が起きるとされています。
これは、カンナビノイドやテルペンを同時摂取をすることで、互いのカンナビノイド成分の薬理効果や吸収が増幅するとされる現象のことです。
だからこそ、(日本では禁止ですが)海外ではてんかんの治療などに用いられるCBDには、THCも微量含まれていたりします。
アントラージュ効果で、より深いペインまで効果を期待できるからです。
THCは日本では禁止ですが、必ずしも悪い成分ではないと覚えておいてください。
CBD以外の他のカンナビノイドについて知りたい方は、以下の記事を参照ください。
ローラがYoutubeで紹介!CBDバスボムに求めるべき効果とは?
実は今年の1月に、モデル・タレントとして有名なローラさんが、自身のYouTubeチャンネルで、ナイトルーティンの動画を公開していました。
その中で彼女は、夜の入浴タイムにはCBDバスボムを使用していることを公表。
キャンドルを焚いて、浴室を暗くすることでヒーリング効果を高める習慣をとっていると説明していました。
実際にどんな効果を感じるかについては言及していませんでしたが、文脈的には、主にリラックス効果を求めていると感じました。
ですが実際にCBDバスボム(入浴剤)には、どの様な効果が期待出来るのでしょうか?
3つピックアップして紹介させて頂きます。
CBDバスボム(入浴剤)が効かない!考えられる4つの原因とは?
では本題の、購入したCBDバスボム(入浴剤)に対して、なぜ効果がないと感じるのかを明確にしましょう。
効果が薄いとされる原因を、4つ想定してピックアップしたので解説しています。
それぞれわかりやすく詳細を説明していきます。
①:バスタブの水量が多すぎる
まず1つ目は、CBDバスボムを入れる浴槽に溜めた水量が多すぎるケース!
CBDバスボムは、1つに含有されるCBD量が決まっています。
60mgのCBDが入っているバスボムを、150ℓの浴槽に入れるのか、250ℓの浴槽に入れるかで、濃度は変わってきます。
実際に浴槽に存在するCBD量は変わりませんが、水量が多い分、全てのCBDを体が吸収するのが難しくなってしまいます。
②:CBDの含有量が少ない
2つ目は、CBDバスボムに含まれるCBD含有量が少ないケースです!
これは、あなたが購入したCBDバスボムに、そもそも微量のCBDしか含まれていないということです。
CBD含有量は60mg程度がベーシックですが、100mgほど含まれている商品も存在します。
商品パッケージに、含有されているCBD量が記載されているはずですので、他のCBDバスボムよりもCBD含有量が少ない場合、それが効果実感がない原因と考えられます。
③:アイソレートのCBDバスボムだった
そして3つ目は、そのCBDバスボムに含有されているCBD原料が、アイソレートだったということです!
これは、CBD以外の成分が入っていないために効果実感が薄かったということです。
CBDの抽出方法は、大きく分けて3つあり以下の通りです。
- アイソレート・・・CBD単体
- ブロードスペクトラム・・・CBDと他のカンナビノイドが1つでも加わっている
- フルスペクトラム・・・全てのカンナビノイドが含まれている
CBDは他のカンナビノイドやテルペンなどと一緒に摂取することで、アントラージュ効果を発揮するので、吸収率や薬理効果が高まるとされています。
あなたのCBDバスボムの成分がアイソレートならば、もっと効果を感じられる商品が他にあるでしょう。
様々なCBDの抽出方法について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
④:入浴時間が短い
そして最後4つ目は、CBDバスボムを入れた浴槽に浸かる、入浴時間が短いということ!
これはCBDの摂取方法と少し関係があります。
まずは、CBDの主な5つの摂取方法を確認しましょう。
今回のバスボムでいうと、肌からCBD成分を吸収することになります。
実はこれは、CBDベイプの吸入型や、CBDオイルの舌下型などと比較すると吸収までに時間が掛かってしまう方法になります。
加えて、バスボムを投入する浴槽の水量が多いので、その中に薄まったCBDを肌から取り入れるのにも、時間を要します。
(吸収率以前に、お風呂に薄まったCBD自体を、全てを吸収することもできないでしょう)
これらの原因もあり、長く浸からずに5〜10分程度でお風呂を上がってしまっているのであれば、とても勿体ないことです。
CBDバスボムの正しい効果が出る4つの方法
CBDバスボムの効果がない、効かない時に想定される4つの理由についてご紹介いたしました。
次はその対策をご提案させていただきます。
①:バスタブの水量を少なくする
まず試していただきたいのは、浴槽の水量をいつもより少なめにすること!
前項での述べました様に、1つのバスボムに含まれているCBD量は商品によって決まっています。
浴槽の水量を少なくすることで、よりCBD濃度の高いお風呂を作ることができ、浴槽内になるCBDをスムーズに吸収することが出来る様になります。
②:CBD含有量の多いCBDバスボムに変えてみる
2つ目の対策は、CBD含有量が多いバスボムに変えてみること!
CBDバスボムに含まれる一般的なCBD量は、約60mgです。
現状のCBDバスボムで効果実感が薄い方は、今よりもCBD含有量が多い商品(100mg含有の商品などもあります)を試してみては如何でしょうか。
③:ブロードスペクトラムの商品に変える
3つ目は、ブロードスペクトラムの商品に変えてみること!
他のカンナビノイド(テルペンが多いと尚良い)が入る分、アイソレートタイプよりはより高単価になります。
しかし出来るだけカンナビノイドやテルペンの種類が多いものを選ぶことをオススメします。
これによりアントラージュ効果が期待できるので、現在の商品の効果に不満がる場合は、改善する可能性があると思います。
④:30分〜ほど湯船に浸かる
最後4つ目は、入浴時間をたっぷり取るということ!
摂取方法の違いによる、効果実感までのスピードのことを説明しましたが、入浴時間が短いとそもそも、お風呂内にあるCBDを全て吸収することもできません。
特にバスボムに関して言えば、CBDオイルなどと違い、吸収率(バイオアベイラビリティ)を考慮する前の、そもそもの体内へのCBD摂取量が少なくなってしまいます。
ですので、
- 遅い効果実感スピードを待つため
- 出来るだけ浴槽内のCBDを吸収するため
2つの目的のために、途中半身浴を挟んでも構いませんので、30分〜と長めに入浴時間を確保してみてください。
【まとめ】CBDバスボム(入浴剤)の効果は、水量と入浴時間で最大化できる!
今回の記事では、『CBDバスボムに効果ない、効かない』と感じた方に対して、『CBDバスボムの正しい効果が出る使い方』を提示すると言うテーマに沿って、解説させていただきました。
全体を要約すると、以下のようになります。
- CBDバスボムは、モデルのローラも愛用している
- CBDバスボムでハイになることはない!
- CBDバスボムには、リラックス・美肌・睡眠改善の効果が期待できる
- 効果最大化には、水量調整と、入浴時間の延長が効果的!
著名人が愛用している影響もあり、これから益々CBDの新規ユーザーは増えてくるでしょう。
しかし、その初のCBD体験が、効果を感じられずに満足できないものでしたら、CBDの魅力を伝えるどころか、ディスネームになってしまいます。
正しいCBDの効果の理解と、使い方の習得を持って、この素晴らしいCBD商品たちの魅力が多くの方に広まっていくことを願っています。
以上「CBDバスボム(入浴剤)の効果がない?効果が期待できる使い方4選」でした。