CBDとは何か?『0から10』までわかる記事はこちら

【2022年4月最新】CBDがもたらすメリット3選!選び方まで徹底解説

cbd メリット

CBDはリラックス効果や肌荒れ改善など様々な有効性が期待されており、欧米をはじめ世界で話題となっています。

CBDの正式名称はカンナビジオールで、大麻草などに含まれる成分のひとつです。
ということは、「違法なの?」と思われる方も多いのではないでしょうか?

結論、CBDは合法であり、期待されているメリットが豊富にあります。
そこで今回の記事では、『CBDのメリット』について、以下のような内容をまとめます。

この記事のポイント
  • そもそもCBDとは?
  • CBDに期待されるメリット3選
  • 逆に心配されるデメリットについて
  • 目的別のCBDの選び方!

メリットをしっかりと理解した上で、CBDを購入して頂きたいと思います。
最後に選ぶ際のポイントを解説しているので、是非最後までご覧ください!

目次

メリット沢山のCBDとは?

CBD製品

CBDとは、Cannabidiol(カンナビジオール)の略称であり、大麻植物から採取される成分のことです。
大麻は104種類以上のカンナビノイド(大麻植物に含まれる有効成分の総称)を持つとされ、その1つがCBDなのです。

CBDを摂取することによってさまざまな健康効果があると言われており、今や自然療法として注目されています。

しかし、大麻から採れるということは、違法なのではないかと思われる方も多いのではないでしょうか?
これからCBDが違法であるのかどうか解説いたします。

【やばい?】CBDは大麻で違法なのか?

結論から言うと、CBDは合法です。

日本では大麻取締法によって、大麻は麻薬の一種として禁止されています。

”「この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」”

大麻取締法 一条

ですが、大麻取締法では、大麻草の茎及び種子から抽出されるものには違法性はないというように記述されています。
つまり、花穂や葉の利用は禁止であるが、成熟した麻の茎や種子由来のCBDであれば合法であるということです。

日本で販売されているCBDは、輸入の際に厚生労働省麻薬取締部や税関に成分工程表等(COA)を提出し、合法であることを証明されていなければなりません。

そのため、その検査を通過し、一般に販売されているCBDアイテムには違法性はないと言えます。

また大麻から採取される成分と聞くと、『ハイになったり、中毒性があるのではないか?』と思われるかもしれませんが、それは同じカンナビノイドのTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分の作用であり、CBDとは異なるのです。

CBDは合法ですが、THCは日本では違法に指定されています。

【CBDのメリット3選!】期待できる効果とは?

CBDを使用する女性

CBDは、エンド・カンナビノイド・システム(ECS)という、身体の免疫機能や気分、痛みなどの調節を行っている仕組みに働きかけ、様々な作用を発揮すると言われています。

CBDの効果は、以下のような項目が期待されています。

  1. ニキビなど皮膚の抗炎症作用
  2. ストレス緩和・リラックス作用
  3. てんかんなどの疾患に対する効果が期待されている

また、CBDの有効性については、世界保健機関(WHO)も認めており「CBDが多くの健康状態のために有用な治療であるかもしれない」と結論づけています。
まだまだ研究が未開拓ではありますが、 世界的にもCBDの健康への可能性が期待されているのです。

①:ニキビなど皮膚の抗炎症作用

CBDにはニキビなどの皮膚トラブルを改善に導く抗炎症作用も期待されています。

また、アメリカを中心とした諸外国の研究論文において、CBDには以下のような効果があると報告されております。

  • 抗酸化作用
  • 抗糖化作用
  • 抗炎症作用

皮膚科領域では、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、 ニキビに効果があるのではないか?とも言われています。

実はCBDには、ビタミンEやビタミンCにも引けを取らない”高い抗酸化作用”があると期待されており、過剰な皮脂の生成をコントロールする能力を示すものとして、ニキビケアに有効であると言われているのです。

またCBDには、サイトカインと呼ばれる小さな分泌タンパク質の活性化を防ぐ能力があるとされ、ニキビ予防にも効果があるのではないかと言われています。
最近では、皮膚に直接塗るCBD含有のクリームやオイルといった商品も販売されており、美容効果が期待されています。

②:ストレス緩和・リラックス作用

CBDの効果の1つとして、ストレス緩和やリラックス作用があるとされています。

CBDは、不安の解消や精神の向上に関わるセロトニンの受容体である、5-HT1Aの働きを促進する役割があります。

また、身体の調節機能を果たすエンド・カンナビノイド・システム(ECS)に作用するCBDは、CB1やCB2受容体と結びついて中枢神経に緩やかに働きかけ、リラックス効果をもたらすとされています。

この様にCBDには、精神を穏やかにする脳内の物質を向上させる作用が期待されています。
CBDは、日々の日常での不安やストレスなどを解消するのに役立ち、あなたのパフォーマンス向上を手助けしてくれるかもしれません。

③:​​てんかんなどの疾患に対する効果が期待されている

CBDは、てんかんなどの疾患にも効果が期待されています。

てんかんとは?

てんかんとは、大脳の神経細胞が過剰に興奮することで、痙攣や意識を失うなどの発作が起こる脳の病気です。

海外の研究では、CBDの抗けいれん作用が難治性てんかんを緩和したことから特定のてんかん症候群の新しい治療法の開発につながる可能性があると結論づけられてます。

また、てんかん患者のかなりの割合がうつ病を患っていることから、うつ病とてんかんの双方向の関連があるのではないか?とも言われています。

そしてCBDは、うつ病やてんかんに関わる神経ネットワークにおける神経細胞の興奮を制御する可能性があるのではないかと研究をもとに考察されています。

CBDが疾患にもたらす効果はまだ研究段階ではありますが、世界中で注目されており、日本でも医学的に承認されつつあります。
厚生労働大臣に対し、公益社団法人日本てんかん協会や一般社団法人日本てんかん学会などの4つの団体が、CBDを医薬品として国内利用するための要望書を提出しています。

今現在は、CBDは医薬品として公認されていませんが、いずれ日本でも医薬品として利用されることもあるかもしれませんね!

CBDとうつの関係は、以下の記事でもご確認頂けます。

メリットだけじゃない?CBDの注意点

注意事項

これまで、CBDの期待できるメリットや効果に関して解説いたしましたが、デメリットとしてどのようなことが考えられるのでしょうか?

CBDのデメリットは以下のような事柄が考えられます。

  1. 価格帯が高い
  2. 選び方が難しい
  3. 効果には個人差がある

順番に見ていきましょう。

①:価格帯が高い

CBDの原材料である大麻草が高価であったり、CBDを安全に抽出するのにコストがかかることからCBD製品は価格帯が高いことが多いです。

またCBDは、日本で医薬品としての扱いではないため保険適用外となってしまいます。
そのような理由から、価格が高いと感じてしまうかと思います。

日本で売られているCBDは、だいたい600mgほどで1万円くらいで売られていることが多いです。

失敗できないからこそ、CBD商品は選び方が重要!
CBDオイルの選び方やおすすめ商品は以下の記事でチェック!

②:選び方が難しい

CBDには以下の様に、様々な製品タイプがあります。

  • 食べ物や飲み物にオイルを混ぜる
  • タブレットでの経口摂取
  • 電子タバコで吸う吸入タイプ
  • クリームやバーム、オイルを肌に塗布するケース

実はCBDの摂取形態によっても、体内への吸収率や期待される効果が変わります。
また、商品によってもCBDの含有量や濃度が異なるため、製品の質が大きく異なります。

さらに成分表記が外国語表記のものも多く、選ぶのが難しいです。

③:効果には個人差がある

身体の免疫機能や気分、痛みなどに関与するカンナビノイド受容体は、人によって個数や代謝機能が異なるため、効果に個人差があるとされています。

CBDに限らず、全てのサプリメントや健康用品にも言えることですが、誰もが同じように使って同じような効果を得られるわけではないことを理解しておきましょう。

【目的別】CBDの選び方を紹介!

CBDを選ぶ

これまで、CBDのメリット・デメリットをご紹介してきました。
CBDを効果的に、そして安全に使用するためには、気をつけるべきポイントがあります。

ここからは、CBDの選び方に関して解説していきます。

  1. 違法のCBDではないか確認
  2. CBDの含有量や濃度を確認する
  3. どのような効果が期待できるCBDであるか確認する

購入を考えている方は、この3点をポイントに選んでみてください!

①:違法のCBDではないか確認

前述した通り、CBDは日本での取り扱いが合法とされています。

しかしCBD商品の中には、違法とされるTHCが含まれている場合もあります。
※国内で販売されているCBDの多くは、厳しい規制のもと安全に取引がされていますが念のため注意しておきましょう。

これは、国によって麻薬の法規制が異なるからです。
アメリカの規制されている州でも、THC含有量が0.3%以下の場合は合法化されていますが、日本の場合はTHCが微量でも検出されれば規制の対象になります。

安全なCBDを見極めるためには、まず第三者機関による審査が通っているのか確認する必要があります。

一般的にTHCが含まれているか確認するために、第三者機関で成分分析を行っています。
商品ラベルやインターネット上で検査結果や許可が得られていることを公表している商品を選ぶようにしましょう。

②:CBDの含有量や濃度を確認する

CBDは含有量によって値段が大きく変わります。

リフレッシュや睡眠の質向上のために使うのであれば、含有量は少なくても良いかと思います。

目的によって含有量を選ぶことが大切だね!

また濃度によっても、効果が異なります。

CBD濃度が3%の商品もあれば30%の商品もあります。
含有量以外にも濃度に着目することで、少ない回数で効率よくCBDを摂取することができます。

濃度が商品に表示されていない場合でも、以下の計算式を活用すれば濃度を算出することができます。

CBDの濃度計算

濃度=CBDの配合量(g)÷CBD商品全体の内容量(ml)×100

 CBDを選ぶ際には、含有量と濃度に着目してみてください!

③:どのような効果が期待できるCBDであるか確認する

CBDには、カプセルやアメ、グミのように経口摂取するものや、タバコのように吸引するタイプ、クリームやオイルのように肌に塗る経皮摂取など様々な摂取方法があります。

自分がCBDに求める目的や、継続のしやすさで選ぶことをおすすめします。

舌下摂取

舌下摂取とは、舌の下にCBDオイルを垂らし、60〜90秒経ってから飲み込み摂取する方法。
日本で使用されているCBD製品の中でもポピュラーな使い方です。

舌の下に垂らされたオイルは毛細血管から吸収され効果を発揮します。
経口摂取よりもCBDの吸収率が高く、少量で高い効果が得られます。

経口摂取

経口摂取である場合は、CBDグミやチョコ等をおやつ感覚で気軽に摂取することができます。

体内で消化するのに約60分程度かかり、吸収効率も低くなりますが、気軽にCBDを摂取したい方にはおすすめです。

吸入摂取

吸入摂取は、電子タバコで気化させたCBDを吸って、肺から吸収する方法です。

吸引タイプは肺や毛細血管から直接体内に吸い込まれるため、効果が感じやすいです。
すぐ効果が実感できますが、持続時間は長くて1時間程度であり、持続時間が短いことがデメリットです。

経皮摂取

クリームやオイルなど直接肌に塗る美肌目的のCBD商品もあります。

ニキビなど肌悩みのある部分に直接アプローチができる点が利点です。
患部に直接アプローチできるメリットがある一方で、全身にめぐらない点がデメリットです。

CBDがもたらすメリット3選のまとめ

ここまでCBDについてや、CBDがもたらすメリットついて詳しく説明してきました。

当記事の概要について以下にまとめます。

この記事のまとめ
  • CBDは国内では合法
  • CBDのメリットは『肌のケア』『ストレス緩和・睡眠改善』『てんかん等の医療利用』の3つ
  • 目的に応じてCBD製品を選ぶべし

CBDを摂取することによって、リラックス効果や肌荒れ改善など、健康的な身体づくりの手助けをしてくれることでしょう。
気になった方は、ぜひCBDを試してみてください!

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