皆さんはCBD商品と聞くと、どんな製品を思い浮かべますか?
多くの方はCBDオイルやCBDグミと言った、口から摂取する様なプロダクトがイメージできるのではないでしょうか。
ですが、今後のCBDブームは別の市場でもっとホットになってくるでしょう。
それが、CBD美容の市場です。
実際に健康食品などの市場規模との比較、海外CBD市場の洞察を見ることで、この変遷の予測は立てることができます。
実際に、美容インフルエンサーや芸能人・モデルの方は、健康美容情報のキャッチアップが早いので、CBDクリームなどの商品を使い始めています。
しかしその影響もあって購入した人からは、
- 『購入したCBDクリームの効果がない、効かないんだけど…』
- 『私が買ったCBDクリームが効かない理由と対策は?』
- 『CBDクリームって使っても副作用はないよね??』
といった声も聞こえており、その効果に対して懐疑的な方もいらっしゃる様です。
結論としまして、CBDクリームに睡眠やリラックスの効果を期待するのは間違っています。
CBDクリームは他の商品と違い、期待されている効果の部分に違いがあるのです。
- 購入したCBDクリームの効果がない理由
- CBDクリームの効果を最大化させる方法
- CBDクリームはそもそも睡眠やリラックスを目的に使うものではない
- CBDクリームの副作用について
この記事で紹介する正しい効果の出る使い方を実践すれば、今以上にCBDクリームの効果実感が高まるでしょう。
美容に興味を持つ方は非常に多いので、これを機にCBDの魅力にも関心を持っていただければこの上なく嬉しいです。
CBDクリームが効かない!効果を感じない3つの原因とは?
まずは早速、あなたが購入したCBDクリームに対して、なぜ効果がないと感じるのかを明確にしましょう。
効果が薄いとされる原因を、3つ想定してピックアップしたので解説しています。
- そもそもCBDクリームの効果を勘違いしている
- CBDの含有量が少ない
- CBDクリーム使用から間もない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①:そもそもCBDクリームの効果を勘違いしている
まず1つ目は、CBDクリームの効果を勘違いしていると言うことです!
あなたはCBDクリームによって、どの様な効果を期待していますか?
もしそれが、一般的に言われている『睡眠改善』や『リラックス効果』への期待なのであれば、それが1番の原因かもしれません。
まずCBDには、主に5つの摂取方法があると言われています。
- 舌下摂取
- 経口摂取
- 吸入摂取
- 局所投与
- 経皮吸収
CBDオイルやグミ、ベイプなどの商品は、『舌下・経口・肺』を通して、血液に向かって吸収をします。
しかしCBDクリームは、局所投与(トピカル)と言われる方法で摂取をし、血液到達をすることがありません。
CBDには抗炎症作用などがあると期待されていますが、肌に塗ったCBDクリームは血流には到達せず、その塗った局所的な炎症を抑える形で働きます。
つまり、その投与した箇所の肌や炎症した筋肉などには作用しますが、血流到達があるわけではないので、体内に対する『リラックス』『睡眠』といった効果は期待できないのです。
じゃあ睡眠とかに関する悩みは、CBDクリームではない製品を選ばないといけないね!
そうだね。だからここを勘違いしてしまうと、CBDクリームは作用しているのに、注目している効果がズレているので、効果実感がないと感じてしまうんだ。
CBDの摂取方法や、その吸収率の違いに関して以下の記事をご確認ください。
②:CBDの含有量が少ない
2つ目は、CBDクリームに含まれるCBD含有量が少ないケースです!
これは、購入したCBDクリームに、そもそも微量のCBDしか含まれていないということです。
CBDクリームはECサイトで確認しても、CBD含有量が約500 ~1500mgあたりまでの商品が多い様に感じます。
CBD原料の原価が高いので、一般的にはCBD含有量が多いCBDクリームの価格は高いです。
他のCBDクリームと比較してもCBD含有量が少ない場合、それが効果実感がない原因と考えられます。
③:CBDクリーム使用から間もない
最後3つ目は、CBDクリームを使用してからの期間が短いケースです!
CBDクリームの局所投与は、発現までの時間が15〜30分と言われており、吸入のベイプまでとは言いませんが、グミなどの経口摂取と比べると効果実感までのスピードが早いです。
しかし、CBDクリームに期待される抗炎症・抗酸化・抗糖化などの作用は、一過性の使用ではなく、継続的に使用をすることで効果があるとも考えられています。
使用してすぐや、1回切り使っただけで効果を感じないと判断するのは時期尚早かもしれません。
CBDクリームの効果について詳細に知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
CBDクリームの正しい効果が出る使い方!諦める前の3つの効果を高める対策
CBDクリームの効果がない、効かないと感じる理由についてご紹介いたしましたので、次はその対策を提案させていただきます。
- 悩みが合致した時にCBDクリームを使う
- CBD含有量の多いCBDクリームに変えてみる
- しばらく同じペースで使用して様子を確認する
それぞれ見ていきましょう。
①:悩みが合致した時にCBDクリームを使う
まず試していただきたいのは、CBDクリームに求める効果をはっきりさせ、目的と合致させること!
前項で述べました様に、CBDクリームは、体内からの吸収ではなく肌に直接塗る商品です。
つまり、口や肺を経由するオイルやエディブルなどと、CBDクリームは作用の仕方が異なります。
血液に到達するとリラックス効果や、睡眠の質を改善する効果が期待できるのですが、肌のへの基礎知識は、その箇所の炎症緩和が目的です。
ですのでCBDクリームを使用したいのであれば、以下の様な症状に向けて使う様にしてください。
- スキンケア
- 疲れや肩こり
- 運動後の筋肉痛や痛みに
- 脚のむくみや疲れ
- 睡眠前のリラックス効果
CBDクリームの効果については、以下の記事から詳しくご確認ください。
②:CBD含有量の多いCBDクリームに変えてみる
2つ目の対策は、CBD含有量が多いCBDクリームに変えてみること!
CBDクリームは一般的に、500〜1500mgのCBD含有がされているので、この基準値の下、少ない場合は今よりも多く高配合の商品を試してみましょう。
CBDパウダーも持っている方は、CBDクリームに追加することで含有量調整も可能ですね。
③:しばらく同じペースで使用して様子を確認する
最後3つ目は、しばらくCBDクリーム使用を継続すること!
CBDの効果実感は『ペインの深さ』だけに限らず、体重や身長、使用期間、年齢やカンナビノイド受容体の数など、様々な変数によって個人差が激しいです。
ですのですぐに見切りをつけず、1週間〜1ヶ月ほど使用して、体の調子を図ってみていただきたいです。
やばい?CBDクリームの使用で副作用はあるのか?
CBDクリームはとにかく幅広い効能が期待できると言われているので、炎症(火傷の様なものだけではなく、筋肉痛や肩こりなどの広義の炎症)や、肌のトラブル、美容にも最適でしょう。
しかしやはり気になるには、使用による副作用ですよね。
結論を申し上げますと、CBDクリームによる副作用はほとんどないと言えます。
ただし一般的なスキンケアのクリームでも、合う人・合わない人いらっしゃる様に、CBDクリームでも合わない方がいらっしゃるかもしれません。
メーカーの推奨量を確認の上、まずは少量から肌の変化を確認して使用してください。
肩こりや痛み止めとしての効果も期待されている、CBDクリームの副作用や効果については、以下の記事からご確認下さい。
【まとめ】CBDクリームに睡眠やリラックスの効果は基本ない!副作用の心配はないので、目的に合わせて少量から試してみよう
今回の記事では、『CBDクリームに効果ない、効かない』と感じた方に対して、『CBDクリームの正しい効果が出る使い方』を提示すると言うテーマに沿って、解説させていただきました。
全体を要約すると、以下のようになります。
- CBDクリームに睡眠やリラックス効果はない
- CBDクリームは、体内からではなく、局所的な炎症を抑える働きがある
- CBDクリームに副作用の心配はない
美容業界をはじめ、K-1の武尊選手や、元プロ野球選手の新庄剛志さんなどのアスリートも愛用しているCBDクリーム。
今までのCBD市場は、大麻文化に興味がある方がユーザーの大半を占めていましたが、今では美容やスポーツの分野にも参入しています。
この記事を通して、CBDクリームからCBDのさらなる魅力に気づく方が増えると嬉しいです。
以上「CBDクリームの効果がない?正しい効果が出る使い方3選」でした。