昨今CBDと睡眠の関係についての関心が高まってきており、増々睡眠の質の向上目的で使用されてる方も増えてきている中「実際のところ効果はどうなんだろう?」という声も同時に高まってきています。
というわけで今回はCBDは実際に睡眠にどのような作用が起こるかということを解説していきます。
結論を先にお話すると、『CBDの全て』というCBDに関する代表的な本では以下のように書かれています。
CBDを摂ることでよく眠れるのは、CBDが眠気を引き起こすからではなく、不安感が和らぎ、リラックスできることで眠りの質が良くなるのだと考えられています。
CBDの全て
というわけで今回は以上のことを踏まえたうえでCBDと睡眠の関係について深堀していきたいと思います。
- CBDが睡眠の質向上に効果的な理由
- 睡眠の質向上に有効なCBD製品を紹介
- CBD製品を使用したときに副作用は感じる?
CBDによって睡眠の質が向上する理由とは?
CBDが睡眠の質を上げる理由として、セロトニンとアナンダミドが関係しているといわれています。
というわけでセロトニンとアナンダミドとは何なのか?睡眠にどのような影響を与えるのか解説していきたいとおもいます。
セロトニンの動きを促進させる
まずは「セロトニンとはなんなのか?」というところを解説していきたいとおもいます。
セロトニンとは人間の精神面に大きな影響を与える神経伝達物質で、精神のバランスを保つ効果があります。
大きな役割としては他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし精神を安定させるというものです。
セロトニンが低下すると、これら2つのコントロールが不安定になりバランスを崩すことで、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック症(パニック障害)などの精神症状を引き起こすといわれています。
セロトニンは精神の安定、安心感、平常心を保つ働きをしていることから幸せホルモンとも言われており、特にストレスに対して効能があります。
セロトニンが不足すると以下の症状なる可能性が非常に高くなります。
セロトニンの働き
- 慢性的なストレス疲労
- イライラ間
- 向上心の低下
- 仕事への意欲低下
- 協調性の欠如
- うつ症状
- 不眠
セロトニンは精神を安定させるためにはなくてはならないものなんだね!
次にセロトニンがどのように睡眠と関係するのかについて解説していきます。
結論からお話しますと、セロトニンの分泌を促すことで睡眠の質は向上します。
その理由を解説していきます。
質のいい睡眠と密接に関係しているホルモンがメラトニンといわれるもので、別名睡眠ホルモンといわれるほどのものです。
メラトニンは体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があるといわれています。
質のいい睡眠をとるためにはメラトニンの分泌を促すとよいとされています。
このメラトニンを分泌するために必要なのがセロトニンです。
実は、メラトニンはセロトニンから合成されたものなんです。
つまりセロトニンの分泌を促すことはメラトニンの分泌にもつながるので結果睡眠の質の向上に繋がるということなんです。
セロトニンが分泌される→メロトニンに合成される→睡眠の質が上がるってことだね!
アナンダミドを促進させる
アナンダミドとは内因性カンナビノイドの一種で、ワーキングメモリー、睡眠パターン、鎮痛、摂食の調節、動機づけや快感の形成など心理・行動に対する多彩な役割があると考えられています。
内因性カンナビノイドとは大麻成分に似た構造を持つ物質が体内で生成されておりそれらの総称を指します。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
睡眠の質を向上させるCBD製品一覧!あなたに合うのはどれ?
CBDは摂取量によって効果が異なる二相性という性質をもっており、低~中用量では覚醒作用があり、大容量ではリラックス効果、誘眠作用があるといわれています。
上記を踏まえたうえでCBD製品の紹介をしていきたいとおもいます。
【一番おすすめ】CBDオイル
CBDオイルで最もおすすめの製品はこちらになります。
睡眠の質が上げるためには大容量の摂取が必要なので、一度の摂取でなるべく摂取できた方が良いとされているため、含有率が比較的高めのこちらの製品がおすすめです。
CBD初心者の方や最初からCBDを沢山摂取するのは少し抵抗がある方はもう少し含有量の少ないものを試してみてください。
より効果を実感した方や、値段より効果重視の方はより含有量が多めの商品をおすすめします。
【皮膚などに痛みがある人向け】CBDクリーム
CBDクリームは局部投与という局部に直接塗り込むタイプの摂取方法で最もCBDの効果を感じられる方法の1つといわれています。
こちらもオイル同様効果を感じたい方は含有量を意識して決めてみましょう。
最初はまず含有量の少ないものから試して、慣れてきたら含有量の多いものを使用するとより効果が実感できると思います。
おすすめの製品はこちらです。
睡眠のためにCBDを利用した方からよくある質問
ここでは睡眠のためにCBD製品を利用した方からよくある質問についてお答えしていきます。
Q1.CBDは睡眠以外にも効果を感じられるの?
CBDは睡眠以外でも効果が感じられるという風にいわれています。
まだまだ研究段階のものも多いので確実に効果があるという風には言えませんが、以下が現時点で信憑性の高いCBDの効果一覧です。
- 不眠症
- 抗鎮痛作用(慢性痛の緩和も含む)
- 抗炎症作用
- 抗酸化作用(美肌)
- 抗菌作用
- ストレス軽減
- リラックス効果
- 吐き気抑制 etc…
CBDの医療面で期待される効果一覧
- てんかん(発作)
- 喘息
- 依存症(アルコールやタバコの依存)
- 抗がん作用
- うつ病
- 偏頭痛
- 炎症性腸疾患
- 精神病・精神障害 etc…
Q2.CBDを利用した場合に副作用などはある?
結論からお話しするとCBDは以下の副作用がある可能性があるといわれています。
- 下痢
- 食欲と体重の変化
- 倦怠感
ただ製品ごとの既定の摂取容量を守ればほとんどの場合副作用を感じることもありませんし、依存性や耐性などがないということはWHOの報告書でも報告されています。
なので決まりを守って使う分には特に副作用はないといわれていいます。
Q3.睡眠の質をCBDで向上させるためには何がおすすめ?効果を感じる量とは?
睡眠の質を向上させるうえでおすすめの製品はオイルもしくはベイプが非常におすすめです。
というのも摂取の方法によって効果の度合いが大きく異なり、その中でもオイルの舌下摂取、ベイプの吸入が吸収率が高く効果が感じやすいのでおすすめです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
摂取容量に関しては製品によって異なりますので、取扱説明書をよく読んでそちらに沿ってご使用ください。
睡眠の質はCBDで改善される? | まとめ
今回の記事は眠りが「CBDで睡眠の質は変わるのか?実際に効果を感じるおすすめの量はどれくらい?」について解説させていただきました。
全体をまとめると、以下のようになります。
- CBDは睡眠の向上につながる
- 睡眠の質を向上させるにはCBDを大容量摂取する必要がある
- CBDは摂取容量によって効果は異なる
- 製品ごとに摂取容量が異なるため注意が必要
- 摂取方法によっても効果は異なる
眠りは人生の3分の1を占めるといわれており、生きていくうえで充実させなくてはならないものです。
睡眠を向上させることで、仕事・プライベートなど全ての物事において良い影響を与えることは間違いないので、この記事をきっかけに今一度ご自身の睡眠と向け合っていただければ幸いです。
以上「CBDで睡眠の質は変わるのか?実際に効果を感じるおすすめの量はどれくらい?」でした。