CBDとは何か?『0から10』までわかる記事はこちら

CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー)の効果はない?正しい効果が出る使い方4選

CBDスナック 効果ない

CBD製品といえば、日本ではCBDオイルやベイプが今は主流ですね。
しかし近年のCBD事業者の増加に伴い、様々なプロダクト展開によって差別化を図る動きも出てきました。

その中でも、今後マス層に受け入れられやすいアイテムとして考えられるのがCBDスナックです

CBDスナックと聞くと、ポテトチップスの様なスナック菓子をイメージする方が多いかと思いますが、広義のCBDを配合したお菓子類という感覚が、今は合っている様な気がします。

Consciousというブランドを運営している方が、CBDが配合されたお菓子のことを『チルスナック』と表現しているので、この様なワードが生まれているのかな?と勝手に思っています!

なのでCBDグミもCBDスナックに分類されるのかもしれないですが、お菓子類の中でも特に知名度が高いので、記事では別でカテゴライズしておきました。

そしてこのCBDスナックに関しては、CBD摂取の気軽さという点でハードルが非常に低いので、今も今後も広い層に受け入れられていくのではないかなと思っています。

しかし、その手軽さもあって購入した方から、

  • 『購入したCBDスナックの効果がない、効かないんだけど。。』
  • 『私が買ったCBDスナックが効かない理由と対策は?』
  • 『そもそもCBDスナックって日本で違法じゃないよね??』

といった声も聞こえており、その効果に対して少し疑問を抱いている方もいる様です。

結論としまして、CBDスナックにハイになる効果を期待しているなら、それを感じることはできません
しかしCBD自体の効果を高めるために試していただきたい対策は幾つかあります。

この記事のポイント
  • CBDの本来の効果を理解しよう
  • 購入したCBDスナックの効果がない理由
  • CBDスナックの効果を最大化させる方法
  • 日本で売っているCBDスナックは違法ではないのか?

この記事で紹介する正しい効果の出る使い方を実践すれば、今以上にCBDスナックの効果実感が高まるはずです。

CBDスナックはお菓子同様に、簡単に美味しくてCBDが摂取できるので、とても馴染みやすいです。
CBD初心者の方が手にすることも多いので、正しい摂取を習得して、少しでもCBDの魅力に気づいて頂ければ幸いです。

目次

誤解されてる?CBDの本来の効果はそもそも何?

CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー等)

まず大前提として、大麻草から抽出されていることや、CBD事業者がビジネスのために良い様に表現しすぎるせいで、CBD自体の効果が世間的に間違って捉えられているケースが多いです。

これがCBDの、世間での過剰評価に繋がってると思っています。

確かにCBDは素晴らしく、可能性に溢れている成分なのですが、過剰な期待を抱かせてしまうと、CBD製品を試したときにそのギャップにガッカリしてしまう方が出てくるのではないか?とも私は思っています。

本当にネット上で騒がれているほどCBDに効果があり、そこに誤解はないのか。
まずはこの点について解説させて頂きます。

CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー等)にハイになる効果はない

まず結論として、CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー等)を食べることでハイになってしまうということはあり得ません。

何故なら、ハイ(=陶酔状態になっている状態)になる効果は、CBDではなく、同じカンナビノイドの1種であるTHCによる作用だからです。
THCは日本の法律で厳しく指定されており、海外からCBD原料を輸入する際、THC混入がないかを、幾つもの機関を通して厳重にチェックされます。

つまり日本でしっかりした店舗やサイトから購入出来るCBDスナックは、THCが含まれている心配はないんだ!

THCが購入時点で含まれていないということは、ハイになることもないということです

しかしTHCは決して悪い成分ではないということも理解しておいて欲しいです!

実はCBDには、THCなどの他のカンナビノイドと一緒に摂取することで、薬理効果が増す”アントラージュ効果“という現象があります。
つまり法律上OKなら、THCが少量でも含まれていた方がCBDの効果は最大化されるのです。

確かにアメリカとかカナダは合法化されてるもんね!

ですので正しくは、日本で販売されているCBDスナックにはハイになる効果がない、ということです。

CBD以外の他のカンナビノイドについて知りたい方は、以下の記事を参照ください。

CBDスナックの効果は過剰評価されている?

そして次に皆さんに覚えておいて頂きたいのが、CBDの摂取により、何かが急速に改善したり、普段以上にパフォーマンスや調子が上がるということはないということです。

まずCBDの効果は、以下の様なイメージであることを前提にして下さい。

CBD自体の正しい作用のイメージ
  • CBDを摂取することで、即効性を持って、普段以上のパフォーマンスや調子が手に入る。
  • CBDを摂取することで起こる作用によって、段々と体調が正常レベルに回復する

CBDではなく、CBDが起こす作用が重要なのか。。??

そのCBD摂取で起こる作用のことを、ECS(エンドカンナビノイドシステム)と言います。
ECSはCBDなどのカンナビノイドが、人間の体にある『カンナビノイド受容体』というものと結合することで起こる現象のことを指します。

人間の調子は、ストレスや疲れといった外部刺激によりマイナスになってしまうのですが、それに対してECSが恒常性(ホメオスタシス)という、身体の内部を一定の状態に保とうとする働きを起こしてくれるのです。

体調崩しても、休むとまた元気な状態になるのはこれのおかげか!

つまりマイナスがゼロに戻る過程で、元気になっていると感じるのがCBDの効果です。
それ故に、マイナスの具合が深いほど、元の状態に戻る振り幅が大きいので、CBDスナックで感じられる効果も大きくなるということです。

ECS(エンドカンナビノイドシステム)について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。

CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー等)の効果が効かない!その4つの原因とは?

CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー等)

CBDの本来の効果と、その作用についてはご理解いただけましたでしょうか。

ですがせっかく購入したCBDスナックですから、効果を全く感じなのも酷ですよね。
そこで、あなたのCBDスナックの効果が薄い原因を、4つピックアップしたので解説しています。

理由①:普通のお菓子の様に食べてしまっている

まず1つ目は、CBDスナックを普通のお菓子の様に、軽く噛んでパクパク食べてしまっていることです。

あなたはCBDスナックを、普通のお菓子用に軽く噛んでは飲み込んでしまっていませんか?
実はそれが効果実感が薄い原因かもしれません。

CBDの摂取方法は、以下の様に5通りほどあると言われています。

  1. 舌下摂取
  2. 経口摂取
  3. 吸入摂取
  4. 局所投与
  5. 経費吸収

CBDスナックは食品(エディブルと呼ばれる)に分類されるので、経口摂取に該当しています。
しかし経口摂取のデメリットとして、『初回通過効果』という影響を受けることが上げられます。

初回通過効果とは、薬剤が全身を循環する前に『肝臓』を通った際、代謝酵素によって代謝されることを言います。
つまり肝臓を通過した時点でCBDが代謝されるので、血液に到達する際には吸収できる割合が少なくなっているということです。

だからバイオアベイラビリティが少し低いってことか!!

CBDスナックを経口摂取することで、この初回通過効果の影響を受け、効果を感じづらくなっている可能性は十分にあり得ます。

初回通過効果や、各摂取方法における吸収率の違いは、下の記事よりご確認いただけます。

理由②:CBDの含有量が少ない

2つ目は、CBDスナックに含まれるCBD含有量が少ないケースです!

CBDスナックは、そのお菓子1つ1つが独立しているために、CBDオイルやベイプに比べて、CBD量の計算が容易です。
(CBD量に関しては、メーカーが公表していたり、パッケージに記載されています)

他のCBDスナックの商品と比較してCBD含有量が少ない場合、それが効果がないと感じる原因と考えられます。

理由③:1回のCBDスナックの摂取数が少ない

3つ目は、あなたの食べるCBDスナックの数が少ないということです!

これは根底の考え方は、前項の『CBD含有量が少ない』という原因と同じ考えです。

CBDスナックを1つ食べるのか、2つ食べるのかで、摂取できるCBD量に違いが生じますよね?
バイオアベイラビリティにより誤差はありますが、摂取個数と効果実感は概ね比例します。

CBDスナックを食べる数が少ない場合はそれが原因でしょう。

理由④:アイソレートのCBDスナックだった

そして最後4つ目は、そのCBDスナックに使われているCBD原料が、アイソレートであるということです!

これは、初めの見出しで説明いたしました『アントラージュ効果』に関する言及になります。

CBDの抽出方法は、大きく分けて3つあり以下の通りです。

CBDの抽出方法3つ!
  • アイソレート・・・CBD単体
  • ブロードスペクトラム・・・CBDと他のカンナビノイドが1つでも加わっている
  • フルスペクトラム・・・全てのカンナビノイドが含まれている

つまり、CBD以外のカンナビノイドが配合されていないので、アントラージュ効果は起こらず、効果が最大化されていない認識です。
裏を返せば、まだあなたのCBDスナックの効果を高める施策は残っているということですね。

様々なCBDの抽出方法について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー等)の正しい効果が出る使い方!諦める前の4つの対策

CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー等)

CBDスナックの効果がない、効かないと感じる理由についてご紹介いたしましたので、次はその対策を提案させていただきます。

対策①:舌下で溶かしてから飲み込む

まず試していただきたいのは、経口から舌下摂取への切り替えだね!

CBDスナックは、エディブルであるために、経口摂取をするのが一般的です。
しかし、飲み込む前にしばらくは舌下に放置することで、唾液で溶けたスナックから出た分のCBDを、舌下摂取させることが可能です。

舌下で溶かすための時間を削減するために、細かく噛んでCBDスナックを小さくしてから、舌下に配置する様にしましょう。

これにより、舌下と経口摂取のハイブリッド型になりますので、バイオアベイラビリティの面に関しても、効果実感が良くなると考えられます。

対策②:CBD含有量の多い商品に変えてみる

2つ目の対策は、CBD含有量が多いCBDスナックに変えてみること!

現状のCBDグミで効果実感がない方は、今よりもCBD含有量が多いCBDスナックに切り替えてみましょう。

もし急に高配合の商品を食べるのが心配な方は、1つを半分に分けて食べるなどの方法で、CBD量を調整していくのもオススメです。

対策③:CBDスナックの摂取数を増やす

3つ目は、1回で食べるCBDスナックの個数を増やすということ!

効果実感のない方は、1回で食べるCBDスナックの個数を増やしてみてください。

沢山食べれば食べるほど効果は上がるかな?

必ずしもそうとは言い切れないんだ。

実はCBDには、多量に摂取することでその効果が上手く作用しなくなるラインが存在する様です。

食べすぎたことで、目立った副作用が出たケースは無いため、健康面では心配は不要ですが、1回で幾つほどの数を食べるべきかについては、メーカに確認の上、その基準をベースとしながら、自分の体の調子を見ながら最適解を模索してみるのが良いでしょう。

対策④:ブロードスペクトラムの商品に変える

最後4つ目は、ブロードスペクトラムタイプのCBDスナックを試してみること!

他のカンナビノイド(テルペンが多いと尚良い)が入る分、アイソレートタイプよりはより高単価になると思いますが、出来るだけカンナビノイドやテルペンの種類が多いものを選ぶことをオススメします。

これによりアントラージュ効果が期待できるので、現在の商品の効果に不満がる場合は、改善する可能性があると思います。

CBDスナックは日本では違法なのか?

CBDスナックで逮捕される

CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー等)は、今ではECサイトだけに限らず、ドンキなどの大型量販店でも販売される様になっています。
CBDの抽出元が大麻草である点などから、その合法性に関しての不安を持つ方も多いと思いますが、結論として、CBDスナックは日本では合法です。

日本では、茎と種から抽出されていて、THCが0%のCBD商品であれば法律的に問題ございません。
またこちらの抽出部位に関しましては、メーカーが原料を輸入する際に、色々な機関を通してチェックが入っているので気にしなくて大丈夫です。

個人輸入や個人からの購入をするのは、成分などに関してのフィルターや保証がないので絶対にやめましょう。
また、商品のCOA(成分分析表)まで確認する癖をつけると、尚安全でしょう。

CBDの合法性や違法性に関しては、下の記事からご確認いただけます。

【まとめ】CBDスナックの効果を実感するには舌下で溶かしてから食べると良い!

CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー等)

今回の記事では、『CBDスナックに効果ない、効かない』と感じた方に対して、『CBDスナックの正しい効果が出る使い方』を提示すると言うテーマに沿って、解説させていただきました。

全体を要約すると、以下のようになります。

この記事のまとめ
  • CBDスナックは日本では合法で、勿論ハイにもならない
  • CBDスナック、そしてそもそもCBDの効果自体が、健康な方には感じづらい
  • 舌下で溶かすことで『経口摂取』だけでなく、『舌下摂取』も楽しめる
  • 舌下摂取への切り替えで、バイオアベイラビリティが向上する

CBDスナックは、効果を感じずに、美味しいものだと思って食べていては、ただの高級お菓子です。パ
摂取方法や個数、商品のCBD含有量・濃度などしっかりと確認して、その成分を余すことなく効率的に吸収しようという意識を持っていただきたいです。

この記事を通して、『お菓子』という馴染みやすい商品と『CBD』のコラボの体験がより良いものに変わり、今までCBDに興味がなかった層が、関心を持ってくださるのを願っています。

以上「CBDスナック(チョコ・キャンディー・クッキー)の効果はない?正しい効果が出る使い方4選」でした。

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